見 返 し
手帳の表紙を開いて最初のページにあたる部分。表紙の裏に来るものを前見返し、裏表紙の裏に来るものを後ろ見返しと呼びます。手帳の本紙をここに貼り付けることで強度を高めます。勝手帳では、レギュラーコース、フルコースにて見返し印刷が可能です。
糸がかり製本
手帳の製本方法として最もポピュラーな製本方法で、糸を使って紙を縫い留めます。他の製本方法に比べ丈夫なことと、180度開けることが大きな特徴です。
ノート製本
全ての紙を重ねた状態でまとめてミシン縫いする方法で、ノートなどの製本に採用されています。糸かがり製本より安価でできますが、ページ数が多い場合には利用できません。
中綴じ 製本
全ての紙を重ねた状態でまとめてホチキス止めする方法です。少ないページ数でしかできませんが、安価に済ませたい場合にオススメです。
のど
手帳の本文を開いた時の、中央にあたる、綴じられている部分のことです。勝手帳の製本方法ではほとんどの場合、のどが180度開くため書きやすいのが特徴です。
小 口
手帳本体の外側にあたる、開く部分のことです。勝手帳では、製本後に断ち切ることで、小口をきれいにそろえています。
天 ・地
手帳の本体の上側を「天」、下側を「地」と呼びます。
差し 込みカバー
両端を袋状にしたカバーに本体表紙を差し込むタイプのカバーです。勝手帳では基本的にこの方法のカバーで製作しております。
貼り 付けカバー
手帳の表紙部分にカバーを貼り付けるタイプのカバーです。レギュラーコース、フルコースにて対応可能です。
しおり紐<スピン>
手帳の背の部分に取り付けられ、しおりの役割を果たす紐のことです。スピンとも呼ばれます。勝手帳では、レギュラーコース、フルコースにてしおり紐の追加が可能です。
校正
手帳のデータを作成する際、文字や内容に誤りがないかを確認することです。勝手帳の完全データ入稿の場合は、弊社では校正を行いません、入稿の前にお客様にて校正をお願いします。
校了
手帳のデータの校正(誤字、誤記の確認)がすべて終了し、データの製作が完了したことを示します。校了をもって印刷工程へ進みます。
完全データ 入稿
データをお客様が作成いただく場合に、弊社にデータを送付いただくことを示します。勝手帳ではイラストレーター(AI)形式でのみデータ入稿に対応しております。ご入稿いただく際は、アウトライン化したデータと確認用のPDFをつけていただきますようお願いいたします。イラストレーター以外の形式をご希望の場合はご相談ください。
1ページ
ページは手帳を開いた際、のどから小口までの1面単位で数えます。そのため、見開きでは2ページと計算されます。
見開き
ページを開いた際に、のどを中心に向かい合う2ページのことです。
ノンブル
ページ数のことです。勝手帳の既製品手帳にはノンブルは入っていませんが、レギュラーコース、フルコースなどの場合にはノンブルを入れることができます。
※レギュラーコースの場合は追加ページのみとなります。
名入れ
カバーに箔押しか型押しで名入れをすることを指します。名入れ範囲は70mm四方で1版となります。
平押し ・型押し ・空押し
名入れの種類です。平押しはカバー生地の表面に箔を乗せる方法です。型押しは生地に凹凸をつけ凹んだ部分に箔を乗せる方法です。型押しの方法で箔を乗せず凹凸のみをつける場合には空押しと呼ばれます。
印刷色数
本紙の印刷に使う色数のことです。フルカラー印刷の場合は4色印刷になります。4色の掛け合わせによりすべての色を表現できます。3色以下の場合は単色インクで印刷します。勝手帳の既製品手帳の場合、カレンダーはグレーとオレンジの2色、路線図はフルカラーで印刷しています。色が増えるほど価格は高くなります。
断ち 切り ・断ち 落とし
手帳は製本してから小口や天地を切って仕上げます。この際切られてなくなる箇所を断ち切り部分と呼びます。仕上がりサイズのぎりぎりにまで文字を入れてしまうと、機械のわずかなずれによって文字を断ち切ってしまう可能性があるため、データの端から3㎜は空けていただくようお願いしております。
塗り 足し
背景色を小口や天地いっぱいまで入れる場合に、断ち切りで小口とずれてしまわないように、データ上で仕上がりサイズをはみ出して延ばしておくことを塗り足しと呼びます。塗り足しは3㎜以上とっていただくようお願いいたします。
追 加ページ
レギュラーコースの場合、既製品手帳にオリジナルページを追加することができます。手帳の印刷は16P単位で行われるため、追加ページも16ページ単位となります。フルコースで自由に作成する場合でも、基本的には同じルールのもと構成しますが、変更が可能な場合もございます。詳しくはお問合せください。